2022年5月30日 / 最終更新日 : 2022年5月30日 rceast コラム 【コラム】地域の音楽文化(4)―遠州大念仏は「不要不急」?(その2)― 遠州大念仏で用いられる楽器に、真鍮でできた直径約50㎝の大きな金属打楽器があり、これを双盤(そうばん)といいます。 おなじ大きさの2枚を1セットとし、しかし、あらかじめ微妙に違う音高を発するように調整してあるので、2枚を […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月18日 rceast コラム 【コラム】地域の音楽文化(3)―遠州大念仏は「不要不急」?(その1)― 2020年に一世風靡した四文字熟語「不要不急」は、各地の民俗芸能にも大打撃を与えました。つまり、新型コロナ・ウィルスの感染防止という名目のもと、多くの民俗芸能は「不要不急」と認定され、中止せざるを得なくなったのです。 本 […]
2022年4月1日 / 最終更新日 : 2022年4月1日 rceast コラム 【コラム】地域の音楽文化(2)―浜松まつり(その2)― 浜松まつりの主役が、初子・初凧であることに異議を唱える人はいないでしょう。ただ、音楽文化を研究している私は、どうしてもラッパから目を離すことができません。 浜松まつりで用いられるラッパには、2つの種類があります。金属の管 […]
2022年3月2日 / 最終更新日 : 2022年3月2日 rceast コラム 【コラム】地域の音楽文化(1)―浜松まつり― 浜松まつりの主役が、初子・初凧であることに異議を唱える人はいないでしょう。ただ、音楽文化を研究している私は、どうしてもラッパから目を離すことができません。 GWの浜松では、あたりまえのようにラッパが鳴り響いているので、も […]
2022年2月2日 / 最終更新日 : 2022年2月2日 rceast コラム 【コラム】浜松の歌謡曲(3)「浜松ブルース」 白根一男の「浜松ブルース」(1966)は、数ある「浜松ご当地歌謡曲」のなかで、もっとも有名な曲ではないでしょうか。「浜松ブルース」という曲名に、ある程度の高齢の世代は、そろって「そういえば、そんな曲もあったなぁ」と懐かし […]
2022年1月4日 / 最終更新日 : 2022年2月2日 rceast コラム 【コラム】浜松の歌謡曲(2)「浜松の夜」 2020~21年の新型コロナの影響によって、もっとも打撃を受けた業界のひとつに「夜の街」があげられるでしょう。第5波が過ぎ去って、外を出歩く人々の数も、新幹線の乗車率も、すこし回復したようですが、有楽街の「テナント募集」 […]
2021年12月2日 / 最終更新日 : 2022年2月1日 rceast コラム 【コラム】浜松の歌謡曲(1)「ゆ・れ・て浜松」 「ご当地ソング」とは、曲名や、歌詞の中に、特定の地方の地名、山や川、風習や文化が取り入れられているポピュラー音楽(歌謡曲)で、駅前にスタバがあるくらいの町なら、どんな町にも存在するはずです。 Wikipediaによると、 […]
2021年11月1日 / 最終更新日 : 2021年11月1日 rceast コラム 【コラム】変容する音楽文化(2) 琵琶が外来楽器であるように、三味線もやはり外来楽器です。 そして、ギターもバイオリンも外来楽器です。 琵琶・三味線と、ギター・バイオリンの大きな違いは、 前者が中国大陸由来であること、 後者がヨーロッパ由来であることでし […]
2021年10月1日 / 最終更新日 : 2021年11月1日 rceast コラム 【コラム】変容する音楽文化(1) 浜松市楽器博物館で企画展「琵琶 こころとかたちの物語」が7月31日からはじまっています。 私たちは、琵琶を「日本の伝統楽器」と認識していますが、楽器博の展示をみればわかるように、その起源は、古代ペルシアのバルバットという […]
2021年9月1日 / 最終更新日 : 2021年9月1日 rceast コラム 【コラム】「音楽の都」に対する違和感(3)川崎市の場合 神奈川県川崎市は、「市民が愛着と誇りが持てるまちづくりとまちのイメージアップ」を図るために、「音楽のまちづくり」を進めているようです。たとえば、川崎市には、「ミューザ川崎シンフォニーホール」と、フランチャイズ・オーケスト […]