【コラム】ムンド・デ・アレグリア学校より

浜松東ロータリークラブの皆さま、いつもご支援頂きありがとうございます。
2013年から毎年学校にご寄贈・ご寄付いただき心より感謝しております。体育の授業で使用する用具、日本語教材、暖房器具等々、子どもたちに必要なものを揃えることができております。中でも、学校設立(2003年)以来念願でありました校歌額装を2015年のご寄付で作成することが出来ました。

ムンド校は南米から出稼ぎで来日した日系人の子どもたちの学校です。学校の想いは、皆ここムンド校に集う友であり、母国への誇りをもち、自らの将来に夢をもって成長してほしいということです。その想いが校歌であり、子どもたちの存在意義への誇りです。外国人学校には校歌はなく、また朝の全体朝礼もありませんが、ムンド校では全校生徒が全体朝礼で校歌を歌います。

以前は歌詞を手書きで模造紙に書き、それを講堂に備えていました。日本の学校では立派な体育館に校歌が掲げられていますが、ムンド校には体育館はなく、それでも額装は夢でした。それが叶いました!講堂が立派になりました!校歌は学校の理念そのもので、それを形にすることができたことを本当に感謝申し上げます。

 

文・写真:ムンド・デ・アレグリア学校 校長 松本雅美