企画展「テルミン誕生101年 電子楽器の過去と未来」12月1日(土)から4月12日(火)まで開催!

人類が「火」をコントロールし、利用するようになったのは約50万年前とされます。その結果、食生活は豊かになり、夜間の活動も可能となりました。次に人類は自然現象の一種である「電気」を手に入れます。「電気」をコントロールし恩恵を得るようになったのは約200年前からで、照明や身の回りの道具、楽器等も、次第に「電気」で制御するようになりました。
初めて実用型電子楽器が登場したのは、1920年に発明されたテルミンといわれています。それから101年、人類や楽器の歴史から見るとあまりにも短い歳月の中、電子楽器は技術や文化とともに、多様に変化し、今なお発展を続け、現代の音楽には不可欠な存在となっております。
この企画展では、テルミンやオンド・マルトノといった黎明期の楽器はもちろん、音楽文化に革命を起こしてきた名器などをご紹介し、電子楽器の歴史をたどります。さらに、100年後の未来ではどのように社会を変えていくのか、電子楽器産業が盛んな“浜松”で想像をめぐらせます。

開館時間:9:30~17:00
休館日 毎月第2・4水曜日(祝日の場合は翌日)、12/29-1/3
会  場:浜松市楽器博物館 展示室内
観 覧 料:常設展観覧料のみでご覧いただけます
主  催:公益財団法人浜松市文化振興財団、浜松市