第3037回例会

第63年度 クラブ週報

  • 例会日 2019年10月4日(金)
  • 例会場 オークラアクトシティホテル浜松

プログラム

  • 司会進行 SAA 中村 暢宏君
  • 開会点鐘 山下 智樹副会長
  • ゲスト・ビジター紹介 山下 智樹副会長
  • 4つのテスト唱和 職業奉仕 飯尾 圭介君
  • 合唱 君が代
  • 会長挨拶 山下 智樹副会長
  • 幹事報告 北村 賢一郎幹事
  • 今週のお祝い 親睦活動 藤田 明孝君
  • 委員会報告
  • 出席報告 鈴木 隆志君
  • ニコニコ報告 SAA 林 眞一郎君
  • 卓話「浜松いのちの電話」事務局長 鮫島様
  • 閉会点鐘 山下 智樹副会長

ゲスト

社会福祉法人 浜松いのちの電話 事務局長 鮫島道和様

ビジター

  • 池戸 智之様(浜松ロータリークラブ)
  • Mr. Mark Grimes /会長(Saint Thomas Sunrise Rotary Club)
  • Mr. Joseph Brugos /会長エレクト(Saint Thomas Sunrise Rotary Club)

https://7020.org/clubinfo/saint-thomas-sunrise

Mr. Mark Grimes ・Mr. Joseph Brugos

ラグビーワールドカップのために来日されている海外ロータリアンとバナー交換をしました。

会長挨拶

〇山下 智樹副会長

9月28日~29日、親睦家族旅行で京都に行ってまいりました。メルパルク京都で昼食後、劇団四季「ノートルダムの鐘」を観劇、その後妙心寺退蔵院を経て、「ソウドウ東山」(竹内栖鳳の旧私邸を改造してイタリアンを提供しています)で夕食。翌29日昼過ぎまでは各々の希望する時間を過ごし(①京菓子の老舗「老松」で京菓子づくりを体験、もしくは②朝から京都散策、またはホテルでのんびりと、などなど)、下鴨神社を皆で参拝後、帰路につきました。全行程、非常に充実した内容で、参加された方々は喜ばれたのではないかと思います。ご尽力いただきました親睦活動委員会の皆さま、本当にありがとうございました。
せっかくの機会ですので、親睦家族旅行の私が考える魅力についてお話をしたいと思います。魅力は幾つもありますが、その一つは「自分が行かない・行けないところへ行ける」ことです。旅行は自分の価値観が見事に反映され、時にマンネリ化します。世の中にはたくさん素晴らしいところがあるにもかかわらず、食わず嫌いで行こうという気持ちにすらならないところもあります。当然のことながら、ロータリーの家族旅行はその時々の会長もしくは親睦活動委員の色が出ます。その旅程の中には自分だけでは「行かない・行けない」場所があることがあります。参加することで、「意外に面白い」と思ったり、「やっぱり・・」と思ったり色々ですが、新しい体験をする清々しさがあります。それを秘かに楽しんでいます。
また、ロータリーの関係は自主性、自律性、その裏返しとして他者への尊重があろうかと思います。その意味でロータリーの旅行はへたに気を遣うこともなく、気負うことなく参加できます。なので、程よく拘束され、程よくわがままができ、程よく会話を楽しみ、程よく一人の時間または家族との時間を楽しむことができます。程よい時間を重ねることでゆったりとした気持ちになり、抱えているちょっとしたことがいつの間にか解消することがあります。
もちろん、家族旅行の楽しみ方は人それぞれですが、どのような楽しみ方であれ、ロータリーの家族旅行にはそれぞれに合った楽しめる「場」があると思います。そこがいいところだなぁと思っています。
次年度も福澤年度同様、工夫を凝らした家族旅行を企画していると聞いております。食わず嫌いで一度も参加したことがない方も、もちろん今年参加した方も参加していない方も一緒に参加できたらいいですね。
あと、ロータリーの100周年バッチを理事会にて全会一致で購入を決めましたので、皆さんに配布いたします。次月の地区大会参加の際には、必ずこのバッジをつけて参加いただきますようお願いいたします。

幹事報告

〇北村 賢一郎幹事

  • 本日の例会より夏季の略装期間が終了となります。もし略装でお越しの方がいらっしゃいましたら、ニコニコをお願いします。
  • 例会会場につきましては、次週も平安となります。第三例会は3階チェルシーに戻ります。第四例会もチェルシーとなります。
  • 来週は浜松ロータリークラブとの合同例会、その次の週はガバナー公式訪問・ガバナー補佐訪問となります。よろしくお願いします。
  • 京都親睦旅行に行ってきました。メインの一つの夕食は、昨年は、帝国ホテルで洋食、その前の年は京都美濃吉竹茂楼で和食、舞子芸子も来ていただきました、その前は中華だったと思います。今年は和の敷地にイタリアンということで、伝統と斬新なコラボレーションの中、女性陣の方々にも好評でありました。そのあとも若手女性部の一部が祇園に、男性陣は先斗町にと繰り出したようです。親睦も深まりました。また同行いただきました交換学生のサトゥさんにも良い勉強・体験になったのではないかと思います。親睦委員会の皆様本当にありがとうございました。
  • 本日から約1か月後の11月第一例会は移動例会の地区大会となります。全員登録・全員出席でお願いします。出席委員会より出席の確認がございますのでお願いします。また地区大会は2日間開催されます。皆様が参加されるのは2日目となります。2日目はマイロータリー登録100%達成の表彰がございます。東クラブも受賞しております。また初日は前年度会長の鈴木明彦直前会長が2018-2019年度ロータリー賞・会長特別賞ゴールドを受賞されます。会長幹事他数名で参加します。よろしくお願いいたします。
  • 理事会の開催が変更になっております。11日の第二例会終了後になりますのでよろしくお願いします。

今週のお祝い

  • 会員誕生日 鈴木 清君 近藤 央征君
  • 入会記念日 石原 肇君 中村 暢宏君 福澤 雄一君 渡辺 一弘君 佐脇 仁君 名倉 雅彦君 榛葉 秀聡君
  • 結婚記念日 中村 伸宏君 鳥井 徳孝君 鈴木 明彦君 山下 智樹君 渡邊 修君 池浦 慎一郎君
  • 夫人誕生日 松野本 祐司君令夫人

委員会報告

  • 青少年奉仕委員会 森上 好委員長
    交換留学生の中村ゆみさんから8、9月のレポートが届いております。写真もあります。掲示板に掲載しますのでご覧ください。
    11月17日(日)開催の浜松東ロータリーカップのポスターを作成しました。佐脇さんに作っていただきました。掲示板にてご覧ください。FMHaro!と浜松東RCのホームページにも告知を公開しました。併せてFMHaro!にて大会告知がされています。76.1MHzを聞いてみてください。
  • 職業奉仕委員会 山本 明伸委員長
    昨日、職場訪問のご案内をメール・FAXでさせていただきました。今回は会員の野嶋さんのご厚意によりフードサービストーワにお邪魔致します。11月15日(金)当日は13時まで例会を行い、その後移動となります。11月1日までに出欠席のご連絡をよろしくお願いします。
  • 堀部 莞爾副会長
    鈴木明彦君がRIのロータリー会長賞ゴールドを受賞との知らせを受けました。自分が会長の時もロータリー会長賞を受賞しましたが、その時の苦労は大変なものでした。簡単に取れる賞ではないと思います。内容は別途卓話などで披露をお願いしたいと思います。まずはおめでとうございました。
  • 楽器博物館友の会 池浦 捷行君
    楽器博物館友の会コンサートが明日に迫りました。「フルートソナタの楽しみ」ということでバッハとヘンデルがメインです。フルートの演奏家として関西では有名な福永吉宏さんに演奏会で立ち会えます。チェンバロでおなじみの中野振一郎さんもお越しになります。当クラブからは20名が参加します。大変格調の高い音楽を楽しめます。開会は18時15分です。どうぞお楽しみください。
  • 神谷 竹彦君
    来年6月4日ハワイで開催の世界大会に、皆さんをお誘いしています。来々週の10月18日例会終了後、池浦さんと共に説明会を開きます。是非たくさんの方にご参加いただき、お話を聞いていただきたく思います。

出席報告

  • 会員数 60名
  • 出席会員数 52名
  • 出席率 89.66%
  • 前々回の更生出席率 96.55%

欠席者

福澤君 鈴木(竜)君 市川(浩)君
清水(剛)君 鈴木(利)君 長尾君

出席補填

(浜松南 10/3) 渡邊(修)君

ニコニコ報告

  • 北村 賢一郎君
    親睦家族旅行、観月会と、親睦活動委員会の皆様、ありがとうございます。
  • 北村 賢一郎君
    鈴木裕司さん、掛川スタンドオープンおめでとうございます。
  • 鈴木 啓司君
    昼も夜も楽しい家族会でした。
  • 松島 勇史君
    マイロータリー100%登録達成ありがとうございます。
  • 鈴木 裕司君
    遠州日石が掛川大池に初めてセブンイレブンプラスセルフスタンドを10月17日にオープンします。掛川に行ったときはよろしく!
  • 池浦 捷行君
    家族旅行お世話様でした。2日目、林さんのお陰で迎賓館を見学できました。
  • 鈴木 利明君、藤田 明孝君
    9/28~29親睦家族旅行、お疲れ様でした。皆さんのご協力で無事に終わりました。ありがとうございました。
  • 近藤 央征君
    ネクタイを忘れないように気を取られ、大事なバッジを忘れました。
  • 堀部 莞爾君
    委員会報告を久々にさせていただきます。
  • 森上 好君
    「もりかみ米」できました。食べてください!
  • 鈴木 宏政君
    採用研究会のご案内をレターボックスに入れさせて頂きました。現在弊社を含む4社で活動中です。
  • 鈴木 清君
    息子のクリニック開院のチラシを入れさせて頂きました。常盤工業市川さん、間に合わせていただきありがとうございました。
  • 名倉 雅彦君
    今月より東ロータリークラブ担当の営業マンが替わりました。佐藤高宏です。何なりとお申し付けください。
  • 石原 肇君
    退院後は順調に健康に向かっています。石垣さんには大変お世話になりました。
  • 長野 哲久君
    先週土曜日エコパ日本ーアイルランド戦に行ってきました。感動感激で泣けてきました。夜はアイルランドの人とビールで盛り上がってました。
  • 鈴木 明彦君
    会員の皆様のご協力のおかげでロータリー賞を頂きました。ありがとうございました。
  • 全員出席
    3番、4番、6番テーブル

卓話

「浜松いのちの電話」について

浜松いのちの電話 事務局長 鮫島道和様

社会福祉法人 浜松いのちの電話 事務局長 鮫島道和様
本日は“浜松いのちの電話”という組織が何をどのような考え方で行動しているのかということを皆様に知っていただきたく思います。
いのちの電話にはブースがあって電話を受けます。お子さんから来た電話には、「お父さんがお母さんと僕を捨てて出てった。今度はお母さんが僕を捨てた。僕は一人ぼっちになってしまった。なんで死んじゃダメなの?」といった相談があります。子供には自分ではどうしてもコントロールできない運命があり、一人でそれに立ち向かっていかなければいけない そんな電話に答えていかなければいけません。最近は虐待が問題になっていますが、小さい子供は電話もできない現実の中で、電話ができるのはまだましと考え、一所懸命対応しています。他には、「うつ病を30年患っている。苦しくて自殺したくなる。でも死ぬのは怖い。寿命より早く死ぬのは怖い。」多くの電話は孤独・孤立・絶望、そして別れがあったということで電話が来ます。ではどうするかというのはとても難しいのですが、よりよく聞く、つまり自ら生きていく力を本人に見出してもらうように聞くことが私たちのできる最大限のできることです。
先ほどの一人ぼっちになった子供に、「ああしなさい、こうしなさい」と言うことよりも、本人が頑張って“一人でも生きていくんだ”と考えてもらえるように“聞く”ことを主眼にしています。それもまた難しいことですが、私たちは共通の理念を持っています。その一つとして、“命はかけがえのないもの”であることを基本に据えています。そして本人にそれがわかってもらえるよう電話をしています。大切な命を隣人として支える。“我々相談員はあなたのそばで支えますよ“ということが伝わるよう心がけています。すると、一つの言葉が生きる力につながることがあります。「相談員の一言が、その後の私の人生を支えてくれた」という声が新聞やネットにしばしば見受けられます。一方で言葉が伝わらず、「希望していた対応が得られなかった」という反応も当然あります。
相談の基本は、匿名でできるということです。プライバシーは守られます。相談員同士や家族にも伝わることはありません。もう一つ、いつからどこからでも電話ができます。“浜松”いのちの電話だからといってこの地域に限るわけではありません。実際に全国から電話が来ます。身近なところに電話をすると、ばれてしまうのではないかという心配をされる方がいます。「本当は話したいのだけど知られたくない」と考える方が多くいます。
もともといのちの電話というのはイギリスの教会から始まったことで、そこをベースにしていますが、特定の思想や宗教にとらわれることもありません。相談員は所定の研修を受けます。1年半の研修をしっかり受けて、認定された方がボランティアとして電話応対をします。しかも研修には3万円の受講料が必要です。ボランティアには自己負担をお願いしていますが、相談者は無料です。
先ほどの子供の相談ではどのような受け答えをすればよいのか?「あなたの気持ちはわかりますよ」とか「そんなこと忘れて元気になりましょう」などと言いたくはなりますが、こう言うとすぐに電話が切れてしまいます。受け答えの例としては、「そんなことがあって本当に大変だったね。よくここまで頑張ってきましたね。決してあなたは悪くないんですよ。」と伝えます。
傾聴するときの私たちの心得としては、相談者は死にたいと言っていても、後半には寿命まで生きたいという話になります。「死にたい」という言葉は、何とかして生きる術がないだろうかという言葉の裏返しとして捉えます。ただ、生き様は様々なので、こちらからそれを指示することはとても難しいことです。一番大切なことは、相談してきた方の心の中にもう少し生きてみようという気持ちが起きてくるよう静かに時間をかけて話を聞きくことです。普通は30分~1時間で1回の電話が終わりますが、長い人になると1時間半~2時間近く話を聞くこともあります。なので、相談員は気力や体力的な面でも大変です。でも、そうすることで聞いてくれる人がいるという安心感が芽生え、もう少し生きてみようという気持ちが生まれてくることが大切だと考えて、お話を聞いています。
いのちの電話は、1953年イギリスのロンドンの教会で始まりました。きっかけはその協会の信徒である若い女性の自殺でした。この女性は生理が始まったとき、自分の体の中で悪いことが起こったのだと思い込み自殺をしたという話を牧師が後から聞き、それなら一言相談してくれれば、もしくは周りの誰かにそのことを伝えてくれれば自殺しなくてもよかったのにと思いました。そのことがあってから牧師は、悩みがあったらすぐに相談に来てくださいと広く伝えました。するとたくさんの方が協会に来るようになり、協会に行列ができました。そこで待合室を作り協会のメンバーに待っている間の応対をさせたところ、多くの方が牧師に会わずして安心して帰ることがわかりました。それなら一般の方からボランティアを募り、話を聞くだけでも自殺の防止ができるのではないかと考え、いのちの電話が始まりました。10数年後にそれが東京にも伝わり、1971年日本での活動が始まりました。当時歌舞伎町の女性の保護と救援活動のために来日していたドイツ人宣教師のヘットカンプさんが、日本の活動を立ち上げました。最初は200名の相談員が認定され、電話相談が始まりました。現在では52のセンターが開設され、県内には浜松・静岡にセンターがあります。ですが、石川県・福井県・富山県・徳島県にはまだセンターがありません。また、全国には6,100名の認定された相談員がいます。昨年(2018年)は年間で636,280件の相談がありました。
浜松いのちの電話は全国25番目のセンターとして1986年7月7日に活動を開始し、来年で35年目になります。浜松では135名の相談員がいて、年間12,600件の電話を受け付けています。現在2台の相談電話が稼働し、毎月10日をフリーダイヤルの日として運用しています。朝10時から夜10時まで、水曜日から土曜日までは24時まで、第2第4土曜日は翌日日曜の夜10時まで24時間対応しています。365日無休です。元旦に担当したことがありますが、元旦でも電話がかかってきます。
開設から今までの相談件数は、少しずつ増える傾向にありました。2012年以降の相談件数は12,000件程度にとどまっていますが、これは相談を受けるキャパシティが飽和しているためで、電話を受けている間にも電話がどんどん鳴っています。なので、電話や相談員をもっと増やしていければ件数は増えていると思いますが、残念ながら私たちの力がそこまで至っていません。
相談の内容を調べると、年代としては男女共に働き盛りで一家の重任を預かる50代が一番多く、若い人はそんなに多くありません。一方で10代の自殺が一向に減らないことという問題が現在も残っています。内容として一番多いのは、病気も含めて精神的な悩み、次に人生が行き詰ってしまったという相談です。その中で自殺に結び付きそうな件数は一定の割合あります。過去から現在までの自殺者推移としては、女性は大きな変動はありません。逆に男性は大きな変動があり、特にリーマンショック後一気に数が増えたことで国や自治体が対策に取り組み、3万人を超えた自殺者が今では2万人余りにまで減りました。社会的にも経済的にも落ち着いたことも要因と思います。しかしながらまだ2万人を超える自殺者がいることも事実です。中には電話をかけない人も多く、そういう方々をいかに守るかは大きな課題として残っています。国際的には、183カ国の自殺率順位で日本は18位と、高い位置にランキングされています。先進国は自殺者が多いという傾向にあります。ランキングはともかく、我々は日本の自殺者が一人でも減ることを希望しています。
いのちの電話は、電話を通して自殺を予防するという取り組みをしていますが、他にも公開講座や講演会を開き、自殺予防の啓発を行ってます。また、研修のための講師の派遣も行っています。
一方で若人の自殺が減らないのですが、夏休み明け前後(8月末~9月)に自殺が多いのと、最近の若者は電話を使わない方が多いため、ネットのSNSを通じた自殺予防に取り組んでいます。浜松いのちの電話でもインターネットによる相談を始めています。逆にインターネットが原因で自殺に至るケースがあるため、ネットを通じて自殺傾向者を捕まえ、元気を取り戻す取り組みも行っています。チャリティー寄席と映画鑑賞会も行っています。これらは資金が必要で、現在資金不足に直面しています。寄席については協力を得た落語家を東京から招き、福祉会館にてチャリティー寄席を実施しています。浜松では直接行っていませんが、自殺者の遺族の支援も行ってます。
以上、浜松いのちの電話が、何をどのように考えて何をしているのかをお話しさせていただきました。

記録

クラブ会報委員会 松野本 祐司君